2013年12月24日火曜日

スペインの宇宙食

俺が落ちてるときに誰かは最高ハッピーかもしれないし、俺がそこそこ良いね。なんつう時に、誰かがヤバくなってる。今こうしてタクシーに乗ってたって、誰かが最高で誰かが自殺未遂だ。そのたびに助けられたり助けたりじゃん。

2013年12月20日金曜日

スペインの宇宙食

キスは出来るだけ最初に済ませてしまうこと、正しいだの正直だのという野蛮な迷信にかぶれないこと。

2013年12月15日日曜日

スペインの宇宙食

香水とポマードの匂いに涙の匂いが混じると、一瞬茹でた豚肉の匂いがすること。優れた男というものは、なるべく片手で出来る仕事は片手ですること。女は暗がりで泣いて、子供を見つけるということ。この三つはこの時こうして学んだ。

2013年12月10日火曜日

スペインの宇宙食

何せジャズクラブの薄暗い照明の下の話だ。
オッケー。ま、とにもかくにも。だ、先ず笑え俺。

2013年12月5日木曜日

サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍 僕は生まれてから5年間だけ格闘技を見なかった

多く地方から来た老人である彼らは勿論知っているのである、相撲がかなりのハードコア・ハードヒットであることを。それでも彼らは花見弁当を食い、日本酒を飲んで胡坐をかき、横になり、ニコニコしている。

2013年11月30日土曜日

三国志 二の巻 参旗の星

明日の信徒たちの姿を、一年後の姿を、十年後の姿を、荀彧殿は根気よく語られました。子供らが成長したときの姿まで。甘いことは、一言も申されません。むしろ厳しいことばかりで。納得した信徒もいれば、受け入れられないという者もいます。しかし、何の話だかわからない、というものはおりません。

2013年11月20日水曜日

三国志 二の巻 参旗の星

「平然としておるな、この大役に」
「驚いてもこういう顔をしているので、殿は私を選ばれたのではありませんか」

2013年11月15日金曜日

満月 キッチン2

人は状況や外からの力に屈するんじゃない、内から負けがこんでくるんだわ

2013年11月10日日曜日

ムーンライトシャドウ

今がいちばんつらいんだよ。死ぬよりつらいかもね。でも、これ以上のつらさは多分ないんだよ。その人の限界は変わらないからよ。またくりかえし風邪ひいて、今と同じことがおそってくることはあるかもしんないけど、本人さえしっかりしてれば生涯ね、
ない。そういう、しくみだから。そう思うと、こういうのがまたあるのかっていやんなっちゃうっていう見方もあるけど、こんなもんかっていうのもあってつらくなんなくない?

2013年11月5日火曜日

なんくるない

母が人生をかけて大事にしてくれた、私の中にあるこのなにかを、そのまま生かさないとこれからはだめだな、もう、違うものと組み合わさって勉強したりして、珍しい経験を作る時代は終わった、これからは自分を守り育てていくんだ。

2013年10月25日金曜日

なんくるない

人の世話を焼いたり、ちょっと無理していい顔をしたり、人が来るからはりきって掃除したりごはんを作るとか、年下の人の世話をお母さんみたいに焼くとか、そういうことをみんなもうやめてしまったひとだった。楽になるためにここに来たのだから、とにかく楽になると決めている感じがした。

2013年10月20日日曜日

なんくるない

深刻さは伝染するからね。深刻になっていいことなんて一個もないよ。

2013年10月15日火曜日

なんくるない

きちんと暮らす以外の暮らしはたまにするとすごく楽しい。

2013年10月10日木曜日

なんくるない

人は、その三つ…って、体と考とやってることがいちいちばらばらになると、きっと簡単に病気になっちゃうんだ。

ハードボイルド

やはりどんな夜にもいくつかの面白いことがある、私は転んでもただでは起きない、と思いながら、地図をとり出した。そして、駅に向かって歩き出した。

2013年10月5日土曜日

無趣味のすすめ

「好き」は理性ではなくエモーショナルな部分に依存する。
他人にわかりやすく説明できるような「好き」は、案外どうでもいい場合が多い。

2013年9月30日月曜日

満月 キッチン2

やっぱり関係あるんでしょ。
なにが?
すごく月がきれいなのを見た、とかって料理の出来に響くんでしょ。月見うどん作るとかそういう間接的なことじゃなくてさ。
チン、とエレベーターが止まり、私の心が瞬間真空になった。

2013年9月25日水曜日

ピース

生きてる淋しささえ我慢できりゃあ、人間てえのは、はあ何でも我慢できるべえよ

2013年9月15日日曜日

ピース

麻美さんも皮肉はやめてくれよ。節操なく自堕落に耄碌して生きることだけが、年寄りの特権なんだから

2013年9月10日火曜日

ピース

ただ淋しいからってお他人様と関るのは、そりゃ関る相手に対して、失礼だべえってことだい

2013年9月5日木曜日

心はあなたのもとに

お父さんはあなたに本当に大切なことを教えたのよ。自分の世界は自分で拡げることができるってことを、言葉じゃなくて態度と行動で教えたの。

2013年8月30日金曜日

心はあなたのもとに

自分が欲しいもの、大切に思うものから遠く隔てられていて、永遠に近づくことができないという感覚、それは最初必ず無力感となってわたしを静かに支配し、力を取り戻すための具体的な方法を考えはじめるときに、怒りに変わる。

2013年8月25日日曜日

心はあなたのもとに

愛情や喜びや憎悪や悲しみが生まれるのは、それを自覚したときだ。

2013年8月20日火曜日

心はあなたのもとに

わたしは、犠牲の大きさで愛情を図ることが好きではない。

2013年8月15日木曜日

心はあなたのもとに

わたしは彼らに好感を持っていた。金や成功に興味を示さず、図々しいところがなかったからだ。

2013年8月10日土曜日

心はあなたのもとに

金銭で幸福や信頼は買えないが、経済的困窮は不幸に直結している。

心はあなたのもとに

目の前の現実にどう対処したらいいのかわからないときは、最優先事項を明らかにしなければならない

2013年8月5日月曜日

心はあなたのもとに

意思や決意は、秘められていなければならない。

2013年7月30日火曜日

心はあなたのもとに

自分にとってたいせつなものと、ていねいに対処できるものが一致してないといけない

2013年7月25日木曜日

コインロッカーベイビーズ

ハシ、金が入るとダメになるやつっているだろ?そんな奴はな、生まれた時からハイヤーに乗ってたんだって錯覚しちまうアホなんだよ

2013年7月20日土曜日

神々の山嶺

吐くんなら、ここじゃない。
誰も見ていないところでだ。

2013年7月15日月曜日

神々の山嶺

生きているあいだはやすまない。
やすまない。
おれが、おれにやくそくできるただひとつのこと。
やすまない。
あしが動かなければ手であるけ。
てがうごかなければゆびであるけ。
ゆびがうごかなければ歯で雪をゆきをかみながらあるけ。
はもだめになったら、目であるけ。
目でゆけ。
目でゆくんだ。
めでにらみながらめであるけ。
めでもだめだったらそれでもなんでもかんでもどうしようもなくなったらほんとうにほんとうのほんとうにどうしようもなくなったらほんとうにほんとうにほんとうにほんとうのほんとうにどうしようもなくほんとうにだめだったらほんとうにだめだったらほんとうに、もう、こんかぎりあるこうとしてもうだめだったらほんとうにだめだったらだめだったらほんとうにもううごけなくなって動けなくなったら―
思え。
ありったけのこころでおもえ。

2013年7月10日水曜日

神々の山嶺

その人間が、不幸か幸福だったかなども、ただの結果だ。

2013年7月5日金曜日

神々の山嶺

学生のうちはそれでいい。しかし、卒業をして社会に出れば、いつまで山に登ってるんだという声が、周囲から起こる。山と仕事とどっちが大切なんだ。いいかげんに大人になれ。山に行くのなら、仕事を持って、休みの日にいけばいいではないか-と。
そうではない。
そうではない。

2013年6月10日月曜日

村上龍映画小説集

いい?本当は誰だって行くところなんかどこにもないわけじゃないの、そんなことを考えずにすむような何かをあんたは捜さなきゃいけないわけでしょ?行くとこがあるっていったって、たいていの人は、それは用事があるだけなのよ、そこへ行けと誰かに命令されてるのよ、兵士から大統領までそれは同じだと思うわ、あんたのことを、逢わなくなってから徹底的に考えたの、あんたに才能があるかどうかなんて知ったこっちゃないけど、あんたは用事のない生き方をするひとだな、とおもったのよ、それをやってれば、どこにも行かなくてすむっていうものを見つけなさい、それができなかったら、あんたは結局、行きたくもないところへ行かなくてはいけない羽目になるわけよ

2013年6月5日水曜日

村上龍映画小説集

私はもちろん言葉による儀式化した救済を信じていない

2013年5月30日木曜日

村上龍映画小説集

本当は、最初からはっきりしていたのだが、それを自分で認めるのが辛くて問題の核心を曖昧にしたままイヤな気分という一種の病気に逃げ込んでいたのだった。最もイヤなことは、何もしようとしない自分自身だった。

2013年5月21日火曜日

村上龍映画小説集

どうして子供っていうのはこんなに何にも知らなくて、力も弱いんだろうと頭にきたことがあるんだ、だから、だまされたりするのだけはイヤだと思って大人の話を集中して聞くことにしただけさ、特に教師とかはね、連中はひどくいい加減なことばかり言うんだよ。

2013年5月10日金曜日

自由をつくる自在に生きる

非合理な常識よりも、非常識な合理を採る。これが自由への道である。

2013年5月5日日曜日

自由をつくる自在に生きる

逆説的にいえば、いつまでも不自由が続く理由とは、それを許容していること以外にない。「努力しろ」と無理にいっているのではない。そんなに苦しむようなら、その方法を疑った方が良いだろう。楽しめなければ長続きしないから、自分に合ったペースで、一歩一歩自由に近づいているという感触を味わいつつ、旅行気分で前進する。

2013年4月30日火曜日

自由をつくる自在に生きる

具体的なもの、つまり目に見える「象」を排除して、内に隠れているコンテンツを掴み取ること、これ以外に万能のノウハウはない。
抽象的すぎてわからない?それがもう勘違いである。

2013年4月25日木曜日

自由をつくる自在に生きる

自由というのは、「自分の思いどおりになること」である。

2013年4月20日土曜日

リアルワールド

中年女は口を挟まずに、常に微笑みを浮かべて私の作り話を聞いているだけだったが、会う度に私は大人が恐ろしくなった。病んだ心に手当てができると思い込んでいる、科学へのお目出度い信頼感を抱いている楽観に。

2013年4月15日月曜日

リアルワールド

俺は俺の本質に近づきつつある。俺の内部から、そういう啓示があった。本質って、どういうこった。わからねえ。俺はますます混沌として、意味のない存在になっていくのに、それがどうして俺の本質なのか。

2013年4月10日水曜日

リアルワールド

母はいつもあたしに「どうしてあんたたちは傷つくのを怖がるの。たいしたことないじゃない」とか説教するけど、自分が経験してきた「傷付き方」しか想像できないから、今の子供がどれだけ脅威に囲まれていて、騙されたり、苛められたり、などの「傷付く」ことどもが、ものすごいダメージだってことがわかっていない。

2013年4月5日金曜日

リアルワールド

あたしは自分がいいと思ったり怖いと感じる世界に生きているんだし、それが他人と同じだなんてお目出度いことを考えるのは小さいときにやめた。

2013年3月25日月曜日

中原昌也のシャウト横丁

好きでもない、ロクでもないもの、どーでもいいものを好きと言ってしまう芸風。それを身につける以外、もはや自分が生きながらえる術はない。

2013年3月21日木曜日

歌うクジラ

その男はゴミ捨て場の横の空き地を這い回って何か探していたのだそうだ。何をしているんだ、と父親が聞くと、ID用ICチップが入った財布を落としたから探してるんだ、と答えたらしい。ID用ICチップがなければ島では生きていけない。そこに落としたのか、と再度父親が聞くと、男は次のように答えた。いや、実際に落としたのはあのゴミ捨て場の中なんだが魚の臓物とかごちゃごちゃしていて汚ないし探しにくいのでここを探しているんだ。

2013年3月20日水曜日

歌うクジラ

被害を受けた側が救助や補償より加害者の謝罪を優先する精神文化は外部からの侵略や内部の住民移動や価値観の転換がほとんどない閉じられた共同体のみに見られる。

2013年3月16日土曜日

歌うクジラ

人間は自分を憎むのを中断するための方法や手段を考える。きっと人間は無自覚のうちに、そのことだけをずっと考えているのだ。

2013年3月14日木曜日

歌うクジラ

わたしは一七六歳だが、生まれ落ちてもうすぐ二百年に達しようかという年齢になっても、誰かに何かを伝えることの不可能性と、贖罪意識と罪悪感とともに生きている。

2013年3月13日水曜日

歌うクジラ

老人だから皮膚がたるんでいるのは当然だが、身体の表面だけではなくもっと奥の方が弛緩していて、骨がないような感じがする。

2013年3月12日火曜日

歌うクジラ

取り戻せない時間と、永遠には共存し合えない他者という、支配も制御もできないものがこの世に少なくとも二つあることを、長い長い人生で繰り返し確認しているだけなのだって、私は気づいたの。

2013年3月11日月曜日

歌うクジラ

食料の枯渇の予測がない社会では、メスは強いオスに従う必要がなく、メスどうしの競争がなくなる。

2013年3月10日日曜日

歌うクジラ

それらを解釈してはいけない。あらゆるものから逃げのびるのだ。この、素晴らしい汚辱に満ちた世界を旅せよ。そして生きのびて必ずわたしの元にやってこなければならない。

2013年2月28日木曜日

社会は情報化の夢を見る

19世紀型近代社会は外へ外へと無限に拡大しようとした。21世紀の超近代社会はそうした外部をもはやもちえない。むしろ、有界な空間内部で無限運動を続けて行く社会になるだろう。そうした社会を生きることは独自の感性を必用とする。簡単にいえば、強い自己反省の視線である。

2013年2月20日水曜日

社会は情報化の夢を見る

団塊の世代が年齢を重ねて地位も上がるにつれて、その数の多さは多様性を潰す方向に働いた。中高年の雇用確保のために若い年齢層の新規雇用を抑制するという、企業の経済合理性すら無視した人事政策をとり続けたのもその一つだが、それによってますます多様性は失われ、組織が硬直化していった。

2013年2月10日日曜日

社会は情報化の夢を見る

日本型組織をうまく運営するには、コミュニケーション以前に発想の多様性を確保する仕組みが欠かせない。

2013年1月30日水曜日

野村の授業

味方のチャンスは相手のピンチだということに気づきなさい

2013年1月20日日曜日

野村の授業

プロとして恥ずかしいと考えることができるかどうかが、その人が成長できるかどうかの分かれ道

2013年1月10日木曜日

野村の授業

人同士がわかり合うことは難しいことなのだという前提からスタート