2010年5月5日水曜日

雨の化石(贅沢な恋愛)

感傷に浸るのは、大人の男のすることではないなあと、僕は思うのだ。だから、ぼくは、自分の心の内に生まれる甘いしずくのような思いを人に伝えることはない。ぼくは、人前では、ロマンを表すような言葉を用いない。涙ぐみたくなるような感情の霧が内側に広がる時、ぼくは、さっと目をそらす、それでないと、僕と言う人間は、いつまでも、それを味わってしまい呆けた表情を作ってしまうのだ。ぼくは、美しい物が、とても好きだ。美しくて、はかなくて、悲しみを含む故に、喜びを増して輝く、そんなものたちが大好きだ。

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